心に響く話し方 Q&A
眼力をつけたい2
役者は眼力が命!と言われます。眼は口ほどにモノを言うからです。
まわりでもいかがですか?
やっぱり眼に力がある人、パッチリとした瞳の人には吸い込まれませんか?
人の話を聞くときや自分の思いを伝える際、眼力は大切です。
読んで字のごとく眼にしっかり力をいれてください。
先日、眼力体操をいくつかお伝えしました。
今日は実践編です。
*話す時に眼で思いを伝えてください。
「●●の素晴らしさを伝えたい」と思ったら、その思いを眼に込めてください
「あなたの話を包み込んで聞きたい」と思ったら、その包み込む思いを眼に込めてください。
*状況説明する時には、そのシーンを思い描き「情景を見てください」
例えば「帰り道、佐藤さんがトボトボ歩きながらさ…」と話す時、
その状況をしっかり思い描き、そのシーンを目線を定めて見てください。
「その時、追い討ちかけるようにすごい雨でね」の時は、たたきつける雨を実際に話をしている空間に思い浮かべ話してください。
役者の頃、よく稽古で「言葉を使わず、目だけで会話する」という訓練をしました。
相手の眼の表情を受けて、自分も眼で答える。まさに「眼の会話」です。
人は言葉が自由に使えると、すぐに言葉で会話します。
時には言葉に不自由になってみるのも面白いです。
眼だけで会話以外でも「息づかいで会話する」ということもやりました。
言葉にはない、相手の様々な思いを感じることが出来て、面白かったです。
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