心に響く話し方 Q&A
むなしい・力が湧いてこない時、元気になる言葉
毎日がむなしいとき、楽しくないとき、力がわいてこない時って
「自分はこの現場にあっていないのではないか」
「自分はこの分野は苦手だから」
「自分はこれが本当にやりたいことなのか?」
と、自分に焦点をあてて物事考えます。
それはそれで素晴らしいことです。
自身に矢印を向けることでいろんなことが見えてきますから。
でも実は、そこが微妙なところで
「自分の事ばかり」になったり
「自分のことしか見えていない」と、
どんなに考えてもむなしさは増すばかりです。
自分がむなしいのは、人とうまく交わっていないから。
なにやっても空回りする、人から認められない、頼りにされないなどなど…
そんなときはね
「どうすれば相手が喜ぶか」
これだけを真剣に考えてみてほしい。
これは相手に媚びるとか、気に入られる為にやるんじゃないよ。
無償の愛っていうのかな。
「この人が、無条件に喜ぶことって何かな」って、
真剣に相手を観察するの。
すると、今までよりもその人のことをよく観るようになるから
色んなアイディアが浮かびます。
小さいことでいいんです。
メールひとつするにでも、電話で話す際にも相手を思いやってみてください。
ずいぶん前に、尊敬する人から言われたことがあります。
『宮北さん。仕事のメールを送る際に、相手に余計なこと考えさせたり、
手間をとらせちゃだめだよ。
伝えたいことが、ひと目で分かるように「相手を思いやる書き方」しようね。
質問するなら、相手が宮北さんは何を知りたいのか、すぐわかる書き方をする。
お願いするならば、自分が出来ることはやって、その上でどの部分をお願いしたいのか
明確にするなどなど、相手がやりやすいように常に工夫するの。
それはすごい思いやりだよ』
「気に入られる行動や言葉」と「思いやりある行動や言葉」はまったく違います。
●気に入られる行動→『自分が安心するだけにするもの』
●思いやりある行動→『相手が安心するためだけに行い、結果自分が安心する』
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